なぜ、女性は愛されたがるのか?

セックスの主役は愛撫である

 

 

 

 

 

おなじみの女性誌「anan」が2009年に行ったアンケートがあります。「セックスの時、キス、愛撫、挿入で一番好きなのは?」によれば、36%が愛撫、35%がキス、27%が挿入、という結果になりました。

 

愛撫とキスを合わせれば「71%」という結果なので、やはり、女性は「前戯」を重視していると言えます。
挿入がわずか27%というのは、男性にとっては、ショックな結果かもしれませんが、これが現実です。

 

遺伝子が愛撫を求めている!?

 

 

女性が前戯を重視する理由は「種の保存」に理由があります。原始時代は、外敵も多く、飢餓や天災も当たり前ですから、男性はいつ死んでもおかしくなかったわけです。そのため、複数の女性に精子をバラまく方が、子孫を残せる可能性が高かったのです。

 

一方、女性は、男性から保護を受けなくては、子供もろとも生きてはいけません。女性が、狩りをしたり、テリトリーを守るために戦争をするのは困難ですから。

 

 

そのため、絶対に自分を捨てない男性を選ぶ必要があったのです。これが当時の女性が「種の保存」をするための、最適戦略だったのです。さて、女性は、どのような手段で「自分を見捨てない男」を見分けるのでしょうか?その答えが、脳内ホルモンの「オキシトシン」です。

 

オキシトシンとは、別名「絆ホルモン」と呼ばれており、心に作用して「相手を信頼する気持ち」を強める働きをします。このオキシトシンを分泌させるのが「キス」や「愛撫」などの前戯であることが分かっています。例えば、親から抱きしめられるなどのスキンシップを多く受けた子供は、そうでない子に比べて、オキシトシンの分泌量が多く、親子の絆も強くなる傾向にあります。

 

男女関係も同様で、オキシトシンが分泌されると、お互いの信頼感が高まります。さて、本題に戻りましょう。女性が「自分を見捨てない男性」を選ぶには、オキシトシンを大量に分泌してくれる男性を見つけるべきなのです。つまり、愛撫をたくさんしてくれる男性は「自分を見捨てない」「信頼に足る男」であり、原始時代に厳しい環境下でも生存できる確率が高まったのです。
女性が、愛撫を求めるのは、それが確認作業であり、生きるための最適戦略だったからです。

 

挿入とオキシトシン

 

もちろん、挿入でもオキシトシンは分泌されます。ペニスを挿入し、ピストン運動をすると、腟や子宮頸部(子宮の出口)に刺激を与えます。この刺激は脳へと伝えられ、オキシトシンが分泌されます。これをファーガソン(Ferguson)反射と呼びます。ただし、キスや愛撫などのスキンシップの方が多量に分泌されることが分かっているので、やはり愛撫を優先するべきなのです。

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